車の塗装をお店に依頼すると10万円以上かかってしまう為、車の塗装を諦めている方も多いのではないでしょうか。タカラ塗料さんの塗料を使用することで誰でも簡単に、自分の好きな色に車をアレンジすることができます!
塗装ってそんなに安くできるの?
私たちの場合は、塗料と刷毛(ハケ)ローラー・バケツなどの商品を購入して、合計2万円ほどで車の全塗装をしました。
塗装はやめた方が良いと多くの方に言われたのですが、やってしまえば思ったよりも簡単で、9個の手順で塗装が完成してしまいます。
私達は作業工程を飛ばしてしまい塗装に一度失敗してしまったので大変でしたが。笑
周りの方と違った色に車を塗装したい方は、ぜひチャレンジしてみてください!
この記事でわかること
- おすすめの塗料
- 車を全塗装する方法
- 塗装に失敗した時の対処方法
この記事を書いた人
名前:ボンゴライフジャーニー
中古で購入したボンゴバン(商業車)をDIYして作ったキャンピングカーで日本各地を旅しているカメラ好きのカップル。
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タイヤのホイールを黒く塗装する方法もまとめておりますので是非ご覧ください!
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車を塗装する手順
車を塗装する時の手順は下記の通りです。
- 塗料を用意する
- 塗装に必要な道具を用意する
- 洗車
- 養生
- やすりで擦る
- シリコンオフスプレーをかける
- 塗料の調整
- 塗装する
- 養生を剥がす
では早速手順をご紹介していきます。
塗料を用意する(タカラ塗料、手順1)
まずは塗装に必要な塗料を選びましょう。
私達も車の塗装を自分達の手でやってみたいと思い、まず初めにネットで様々な記事を見ました。
そこで見つけたのが「タカラ塗料」さんです。
車をなるべく安くかつ綺麗に塗装したい方はタカラ塗料さんで塗料を購入することがおすすめです。
こちらのお店は塗料を専門に扱っているお店で、車を塗装したいと思う多くの方が利用しているお店です。
ホームページなどを見ると「車を塗装する際の注意点」や「塗装の仕方」「車の塗装例」などが載ってあるのでとても分かりやすいです。
塗料の種類も豊富で「水性塗料」「油性塗料」などがあります。
塗料の色も提案色が多くあったり、車の塗装例から色を選ぶこともできます!
また、自分の好きな色の塗料を作っていただくことができる「カスタムカラー」などがあるのも特徴です。
実際に私達もタカラ塗料さんのホームページの塗装例から2色選び車を塗装しました。
私たちが購入したのは水性塗料2色を2キロずつ計4キロ購入して使用しました!
※私たちの車はマツダのボンゴバンです。塗装を失敗したので通常より多くの塗料を使ったのですが、4キロでも余りました。
塗料選びで悩んでいる方や塗料の量が分からないという方は「タカラ塗料」さんのホームページをまずは見てみて下さい。
塗装で必要な道具を準備する(塗装手順2)
塗料が決まり塗料が届いたら、まずは必要な道具を買い集めましょう。
私たちが用意したのは、下記に記載している11個の道具です!
私達は、ホームセンターやネットで必要な道具を買い揃えましたが、タカラ塗料さんでも塗装に必要な道具が販売しているので買い揃えることが可能です!
- 刷毛(ハケ)
- ローラー
- バケツ
- マスカーテープ(ビニールとテープがまとまった商品)
- マスキングテープ
- やすり
- シリコンオフスプレー
- マイクロファイバーのタオル
- カッター
- レジャーシート
- 脚立
①刷毛(ハケ
刷毛(ハケ)は車のドア付近など細かな部分の塗装には必須のアイテムです!
タカラ塗料さんでも刷毛(ハケ)を購入することができます。
私達はホームセンターで多用途刷毛を購入して使用しました。
ホームセンターに行くと、水性用の刷毛や油性用の刷毛など様々な種類が販売しています。
ホームセンターの方が安いですが、店頭に行くことが難しい方はネットでも購入する事ができます!
②ローラー
ローラーは車の大きな部分を塗装するのに非常に役に立ちました!
ローラーにも長毛のローラーや短毛のローラーなど様々な種類がありますが、車の塗装をする際は短毛の物を選びましょう!
長毛のローラーだと、ローラーの毛により塗装にムラができやすくなってしまうので、
必ず短毛のローラーを選びましょう!
私達はホームセンターで「白虎」というローラーを購入しました。
写真のようにホームセンターに行くと、どのような塗装に向いているかなどが分かる表などがありますので、表を参考に購入しましょう。
楽天市場でも購入できます!
ローラーを使うには「ローラー用のハンドル」も必要ですので忘れずに購入しましょう。
私たちは長さの違う2種類のローラーハンドルを購入して使用しました!!
③バケツ
1人でやる場合や、塗料を使い切る場合は届いた状態の入れ物を使用すれば良いかと思いますが、複数人で塗装を行う場合はバケツがあると便利です!
また、タカラ塗料さんの塗料は「塗料を薄めるシンナー」や「水」などで塗料を薄める必要があるため、バケツに分けてからやったほうが良いかと思います。
※私達は届いた状態の容器で塗料の配合を行ってしまいましたが、
届いた状態の容器でやった場合、配合率を一度間違えてしまったら取り返しがつきませんので注意が必要です。私たちは何とかして上手く調整することができました。
④マスカーテープ
こちらは、ビニールとマスキングテープが一体となっており、養生が簡単にできる商品です。
ホームセンターに様々なサイズのマスカーテープが売っていますので、是非購入してみて下さい。
⑤マスキングテープ
マスキングテープは、マスカーテープでは養生できなかった細かいところを養生するために使用します。
100円ショップにもマスキングテープは販売していますが、私達はホームセンターで購入しました!
ホームセンターのマスキングテープは様々な幅タイプがあるので自分の車に合わせてお好みのサイズの物を選ぶ事ができます。
マスキング(養生)があまいと塗装したくない箇所に塗料が付いてしまう可能性もあるので必ず購入しましょう。
⑥やすり
やすりで車のボディを擦ることで表面積が大きくなり塗料の乗りをよくする事ができます!!
紙やすりでも良いのですが、車の湾曲した部分など擦りづらいかと思ったので、私達はスポンジタイプのやすりを購入しました。
※タカラ塗料さんの推奨はサンドペーパー600番(耐水)です!
私達は600番〜800番相当のやすりを購入して使用した為、少し細か過ぎたような感じはありましたが綺麗に塗装する事ができました!
⑦シリコンオフスプレー
車の表面が汚れていたり、油分が付着していると塗料の乗りが悪くなってしまいます。
塗装する前には必ずシリコンオフスプレーを吹きかけましょう。
ホームセンターでも販売していますが、ネットでも購入できます。
⑧マイクロファイバーのタオル
こちらは、シリコンオフスプレーを拭き取るために使います。
マイクロファイバー以外のタオルを使用すると車のボディを傷つけてしまいますので、マイクロファイバーの物を使用しましょう。
車用品店やホームセンターでも販売しています。
私達はこれから沢山使うであろうと考えコストコで大容量の物を購入しました。
ネットでも大容量の物が販売しています。
⑨カッター
マスキングテープやマスカーテープなどの養生を剥がす際にあると便利です!!
塗料が完全に乾き切った状態でマスキングテープを剥がそうとすると、マスキングテープが車にくっついてしまい上手く剥がす事ができません。そんな時にはカッターを使いましょう。
⑩レジャーシート
塗装をする前に車の下に敷いておくと安心です!
私たちはレジャーシートのサイズが小さすぎたため地面に少し垂らしてしまいました。
余裕が持てるくらい大きなレジャーシートがあると良いかと思います。
⑪脚立
車の天井部分を塗装するために必要です。ご自身の塗装するお車に合わせて脚立を購入しておきましょう!
ホームセンターで購入できます!
塗装に必要な道具が揃ったら、いよいよ車に塗装して行くことができます。
では1つずつ解説していきます。
車の洗車(塗装手順3)
必要な道具が揃ったら、まずは車の洗車をしましょう。
車に汚れがついていると、汚れに塗料がついてしまい塗料が剥がれやすくなってしまいます。
私達はガソリンスタンドの洗車機を使って洗車しましたが、時間がある方はご自身の手で洗車することをお勧めします!
やはり洗車機では細かい部分は汚れが落とせておらず、細かな部分は結局自分たちの手で洗車することになりました。
ガソリンスタンドそれぞれで洗車の値段は違うと思いますが、参考に写真を載せておきます。
洗車機を使用する際の注意点などもありますので、事前に確認しておくと安心ですね。
車の養生(塗装手順4)
車の洗車ができたら、車の養生です。
この養生があまいと、フロントガラスやミラー、タイヤなど塗料を付けたくない部分にも塗料がついてしまうので、しっかりと養生するようにしましょう!
ここで使用するのがマスカーテープ&マスキングテープです。
車の大まかなところはマスカーテープで、車の細かなところはマスキングテープでと使い分けてしっかりと養生して下さい。
2種類の塗料を使って塗装する場合は、塗る場所を考えながら養生する必要があります。
また、上から下に塗料が垂れる可能性があったので車下部に養生をして、車上部の色から塗装をしていきました!
1種類目の色の塗装が完了したら、養生の部分を変えてまた塗装する必要があります。
2種類で塗装するのは結構大変です。
養生の部分を変えて塗装している様子が下記の写真です。
最初に塗った塗装が乾いてからでないと、2色目を塗装できないのでその分作業時間も長くなります。
他の人と車の色がかぶりたくないという方は、ぜひ2種類の色にチャレンジしてみましょう。
車をやすりで擦る(塗装手順5)
車をやすりで擦っていきます。(擦ることで表面積が増えて、塗料の乗りを良くすることができます)
やすりで擦ると車がかなり傷ついた状態になるので、初めは少し勇気が入りますがしっかりと擦っていきましょう。
このやすりで車を擦る作業も車を上手く塗装するためにとっても大切な工程です!
シリコンオフスプレーを吹きかける(塗装手順6)
やすりで表面を擦ると、細かな粉が出てきますがその上からシリコンオフを吹きかけて、マイクロファイバーのタオルで、やすりででた粉とシリコンオフを一緒に拭き取るようなイメージで車を磨いていきましょう!!
塗装する前には絶対シリコンオフスプレーを吹きかけて、タオルでよく拭き取ってからやるようにしましょう!!
私達はこのシリコンオフを天井部分に吹きかけるのを忘れたまま塗料を塗ってしまったため、塗料が上手くボディに乗らず写真のように垂れ流れてしまいました!!
おそらく、やすりででた粉の上に塗装してしまい塗料が風によって流されたのだと思います。。。
塗装に失敗した場合の解決方法
万が一上手く塗料が乗らず、自分の思ったように塗装することができなかった場合は、車用品店などで販売している「うすめ液(シンナー)」を使うことで塗料を落とすことができます。
私達はこの「うすめ液」を使用して、天井部分の塗料を一度全部落としてから再度塗装をしました。
この塗料を落とす作業はとーっても大変なので、必ず忘れずにシリコンオフスプレーを吹きかけてから塗装しましょう!
※ちなみに塗装している際に少し垂れてしまった程度であれば、乾く前にシリコンオフスプレーを吹きかけてタオルで拭き取れば塗料が落ちます!
塗料の調整(塗装手順7)
車に塗料を塗る前に、まずは塗料を調整する必要があります。
タカラ塗料さんの塗料を使う場合は、薄め液や水を使って塗料の色や質を決めていきます。
タカラ塗料さんの水性塗料であれば水で塗料を調整することができます!!
(※配合率などもホームページなどに記載しているので、確認してから配合していきましょう。)
塗料の調整ができたら、いよいよ車に塗装していきます!
車に塗装する(塗装手順8)
塗料の調整ができたら、いよいよ車への塗装をしていきます!
車の大きな部分はローラーで、細かな部分は刷毛で塗装していきましょう!
ここでのポイントは、薄く、何度かに分けて塗装して行くことです。
一度に濃く塗装していくと色ムラができるので注意が必要!
私たちの場合は3回ほど繰り返して塗装していきました!
ツートーンカラーにした為、全部で6回です。
養生を剥がす(塗装手順9)
塗料を塗り終わって完全に乾き切ってから養生を剥がすと、マスキングテープと車のボディがくっついてしまい、とっても剥がしづらくなってしまいます。
そのため養生は塗料が乾き切る少し前に剥がす事がお勧めです!
もし乾き切ってしまって、マスキングテープが車にくっついてしまった場合は、カッターを使いましょう!
養生を全て取ることができたら完成です!
完成
私達は車の塗装をする前に、イメージをまとめていたのですがその際の写真がこんな感じです。
そして、完成したボンゴがこんな感じです!
あえて横にホワイトラインを残してみました!!
自分たちの手で行うと、やはり多少の色ムラや塗料のダマができてしまいましたが、車に愛着が倍増しました!
私達は愛車のボンゴでこれからも旅をしていきたいと思います!!
まとめ
車を低予算で塗装していく手順は下記の通りです。
- 塗料選び(タカラ塗料さんがお勧め!)
- 塗装に必要な道具を集めましょう。(タカラ塗料さんでも販売しています!)
- 洗車(細かな部分もできるようなるべく手で行うと良いかも)
- 養生(綺麗にできるか一番重要な作業です!)
- やすりで擦る
- シリコンオフスプレーを吹きかけて、汚れを落とす(絶対忘れないように!!)
- 塗装(薄く何度かに分けて丁寧に!)
塗装はやはり、洗車・やすり・シリコンオフなどの足付けの作業が大切だということを失敗して痛感いたしました。
塗装する際はうすーく、何度かに分けて塗ることがポイントです!
皆さんも是非チャレンジしてみて下さい!!
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